2013年4月23日~24日に恒例になった暦爺4人の旅に行ってきました。
一昨年3月と昨年5月に1泊2日で奈良と高野山に旅行した仲間4人(暦爺4人)で斑鳩・飛鳥に行ってきました。
午前7時に伏見交差点に集合して、名阪道路を小生の運転で法隆寺インターを目指して快適に走りました。 |
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予定より早く9時20分頃に法隆寺に到着、予約してあっ
たボランティアガイドの尾崎さんと合流、法隆寺・中宮寺
を約3時間かけて丁寧に説明して頂きました。 |
西院伽藍から「大宝蔵院」で百済観音・夢違観音・
玉虫厨子などをゆっくり鑑賞してから、夢殿にて秘仏
「救世観音」の公開(4月11日~5月18日)されていて
ゆっくり拝めました。 |
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中宮寺に行き「如意輪観音菩薩」をゆっくり拝めました。
この頃はまだ修学旅行の生徒が居ないので我々4人だけ
でした。 |
法隆寺門前で遅い昼食の後、法起寺に行き国宝の
日本最古の三重塔と十一面観音菩薩を鑑賞しました。 |
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法起寺に続いて法輪寺に行き、昭和50年に再建なった
五重塔(昭和19年に落雷焼失)作家の幸田文などの
協力を得て宮大工「西岡常一」棟梁により焼失前の塔
と同じ場所に再建されました。小生昭和42年頃、仕事中
の西岡棟梁を見に行きました。チョンナで柱を削っていま
した。 |
天理インター経由で、聖林寺に行き国宝の「十一面観音」
をゆっくり鑑賞しました。廃仏毀釈により畦道に捨てられて
いた仏像を当時の当寺住職が拾って来たと云われています
。均整のとれた佛身、豊満な顔立ちなどフェノロサも絶賛
したそうです。 |
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本日宿泊予約している「多武峰観光ホテル」に荷物を
預けて、ホテルの真ん前にある「談山神社」にお参り
しました。新緑が眩しいくらいでした。藤原鎌足と中大兄
皇子がこの山で密談を交わしたとされるのが社名の由来
とか。 4月29日には、蹴鞠が披露されるそうです。 |
「多武峰観光ホテル」(とうのみね)5階レストランにて
談山神社の新緑を眺めながらの朝食風景。大きなホテル
だけど我々4人だけの贅沢な一夜でした。
秋には紅葉が綺麗で宿泊客で賑わいます。 |
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朝起きたら小雨が降っていた。「石舞台」(蘇我馬子の
墓か?)に着いたころは傘が要らないくらいの曇天に
なった。今日は飛鳥の散策です。 |
聖徳太子が誕生された場所にある「橘寺」 本堂に
あたる「太子堂」の横には飛鳥時代の石造物「二面石」
がある。
収蔵庫が公開されていて「地蔵菩薩像」「日羅上人像」
などが鑑賞できた。(天台宗)。聖徳太子愛用の馬も、 |
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「飛鳥寺」(真言宗)で「飛鳥大仏」(釈迦如来座像)は
日本最古の仏像なれど、火災による損傷の修理が稚拙
の為か国宝に指定されていない(重要文化財)。寺を出て
蘇我入鹿の首塚に向かうころから雨本降り、
傘が必要になった。 |
「亀形石造物」平成12年に発掘された。天皇の祭祀に
使われた物とも言われているが、酒船石と同様に、何に
使われた物か、現状では判明していない。敷き詰められた
石は何を意味するのか。?? |
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亀形石から岡を登って「酒船石」に来ました。飛鳥の謎の
石、お酒を造ったか?薬を作ったか?祭祀に使ったか?
今なお判明していない。両側は割られて盗難にあった様子。 |
岡寺(龍蓋寺)真言宗・西国三十三所第7番札所、
例年より一週間以上も早く、石楠花が満開、残念ながら
雨で色が美しく写らない。本尊は日本で一番大きい塑像の
如意輪観音。 |
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天気が良ければ、このように美しい石楠花が見られます。
室生寺よりも本数が多いが、木は小さい。他にもさつき、
ぼたんの花も楽しめる。秋には紅葉が美しい。花の寺
とも云われています。 |
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再び石舞台付近に戻って、昼食。午後1時ころ、聖なる
三輪山をご神体とする日本屈指の古社大神神社に
参拝。酒の神としても崇拝されている。暦爺4人共に、
酒豪であり神妙に感謝の参拝となった。 |
午後2時近く、大神神社の参拝を済ませて、激しくなった
雨の中を帰路についた。鳥居をくぐって帰路につく3爺。
順調に走って、午後5時10分頃に伏見交差点に
無事到着、解散となりました。 |